河田フェザー リサイクルダウン ダウンピロー 羽毛枕 日本製 43×63cm

羽毛は再生可能な資源なのでリサイクルダウンとして再利用できます。「リサイクル」と聞くと清潔ではないと感じられるかもしれません。しかし、新毛よりもリサイクルダウンの方が、洗浄の回数が多く清潔で臭いの少ないダウンに仕上がります。

リサイクル羽毛を使用することで、羽毛を新たに採取する際に必要なエネルギーや水を削減することができます。また、羽毛の廃棄量を減らすことにも繋がっており

使い終わった羽毛製品を回収し、製品を解体して羽毛を取り出した後、洗浄します。羽毛は適正な処理をすることで、本来の機能（保温性など）が回復します。このように精製して清潔になった羽毛がリサイクルダウンです。新毛と同じ工程で羽毛を洗浄し、さらに厳しい品質基準の試験をクリアし、羽毛製品に生まれ変わることで循環する資源です。鳥インフルエンザなどの自然環境によって食用水鳥の安定供給が難しくなった場合でも永続的な供給ができる原料として脚光を浴びています。

三重県にある河田フェザーさんにお邪魔してきました。
環境ももちろん大切なのですが、まず驚いたのが品質管理へのこだわりです。飼育期間の長い成熟した水鳥の羽毛のみを仕入れて加工するのはもちろん、不純物のより少ない洗浄をするため「空気中のPM2.5が多い日（40％以上）」「湿度の高い日（62％以上）」どちらかでも3日以上続く場合、ラインを止めるほどの徹底ぶり。
洗浄の過程でも、不純物をできうる限り徹底的に除き、ひな鳥の羽毛、若鳥の羽毛、クラッシュしたフェザー、中古羽毛などを含まないものを納めています。
ひとつひとつのこだわりに、素材メーカーとしての情熱を感じました。

河田フェザーの使用する水は、綺麗なだけではありませんでした。日本の世界に誇れる天然資源、超軟水にこそ洗浄力のカギがあったのです。 私達が普段使用している日本の水道水は、硬度50～60程度。もともと硬水は日本人の口にあわないとされて、既に硬度が抑えられているそうです。

洗浄に使うのはそれよりももっと柔らかい水です。宮川と櫛田川に作られ、山々に囲まれた場所に位置するため、驚くほど地中深くを流れ出た豊かで柔らかい水は、なんと硬度3.2。 乾燥した空気に晒されしっかりと開いた毛足（羽枝といいます。）を、鉱物などをほとんど含まいない超軟水と、ヤシの実由来の天然洗剤で優しく洗い上げます。

まとまった雨量、連なる山々から染み出す超軟水。そして乾燥した気候。全てが美しい羽毛を作り出す上で恵まれた、奇跡的な環境なのです。

洗浄した清潔なリサイクルダウンを使用。ダウン50％の適度な弾力は、頭や頸椎に負担をかけず、自然な寝心地が得られます。 頭の重みに合わせてゆっくりと沈み込み、やさしく頭を包み込んでくれます。まるで天然の低反発枕のような寝心地です。

清潔・衛生・快適さを保証する日本の「繊維評価技術協議会」のお墨付き。その証がこのSEKマークなのです。 このマークは「抗ウイルス」効果を調査する試験に合格した繊維のみ与えられるもの。安心の証です。

サイズはベーシックな約43×63cmと、ゆったり大きめの約50×70cmの2サイズをご用意いたしました。

頭を載せてない状態で43×63cmの厚みは約18cm、50×70cmは約21cmの厚みがあります。