においが少ない 羽毛布団 河田フェザー ホワイトダック ダウン90%

「真羽毛マーク」は、以下の羽毛品質を提供します。

• 飼育地域・羽毛採取方法や入荷経路が分かる確かな品質の羽毛です。
• 成熟した水鳥から採れた羽毛を使用しています。
• ひな鳥の羽毛、若鳥の羽毛、クラッシュしたフェザー、中古羽毛などを含んでいません。
• ホコリが非常に少ない羽毛です。
• 品質にこだわり、日本で丁寧に洗浄・精製加工された羽毛です。

羽毛布団はどれだけ見た目を美しくかざってもその中をお見せすることは出来ません。見せたとしてそれがどんな羽毛なのかを知ることは困難です。
安心に勝る品質はありません。お客様の、眼に見えないものを買う不安を少しでも軽くしたい。
そこで私たちは「真羽毛マーク」を用います。

産地は勿論羽毛の価値を決める一つのポイントです。しかし本当に大切なのは生まれた場所でも品種でもなく、どう育てられ、どう加工されてきたかが一番大切なのです。私達人間と同じことが言えるでしょう。
大切に育てられた原毛を長年の経験で仕入れ、ロットNo.での徹底した管理をされた河田フェザーのダウン。 私達寝具専門店は、産地を大々的に謳うのではなく、仕入れの目利きと管理・洗浄でお客様に安心を届けたいと思っています。

三重県にある河田フェザーさんにお邪魔してきました。
環境ももちろん大切なのですが、まず驚いたのが品質管理へのこだわりです。飼育期間の長い成熟した水鳥の羽毛のみを仕入れて加工するのはもちろん、不純物のより少ない洗浄をするため「空気中のPM2.5が多い日（40％以上）」「湿度の高い日（62％以上）」どちらかでも3日以上続く場合、ラインを止めるほどの徹底ぶり。
洗浄の過程でも、不純物をできうる限り徹底的に除き、ひな鳥の羽毛、若鳥の羽毛、クラッシュしたフェザー、中古羽毛などを含まないものを納めています。
ひとつひとつのこだわりに、素材メーカーとしての情熱を感じました。

河田フェザーの使用する水は、綺麗なだけではありませんでした。日本の世界に誇れる天然資源、超軟水にこそ洗浄力のカギがあったのです。 私達が普段使用している日本の水道水は、硬度50～60程度。もともと硬水は日本人の口にあわないとされて、既に硬度が抑えられているそうです。

洗浄に使うのはそれよりももっと柔らかい水です。宮川と櫛田川に作られ、山々に囲まれた場所に位置するため、驚くほど地中深くを流れ出た豊かで柔らかい水は、なんと硬度3.2。 乾燥した空気に晒されしっかりと開いた毛足（羽枝といいます。）を、鉱物などをほとんど含まいない超軟水と、ヤシの実由来の天然洗剤で優しく洗い上げます。

まとまった雨量、連なる山々から染み出す超軟水。そして乾燥した気候。全てが美しい羽毛を作り出す上で恵まれた、奇跡的な環境なのです。

フォアグラをよく食すフランスだからこそ、水鳥を他国より長く飼育する傾向にあります。成熟した立派なダウンの産地の一つです。しかし、フランス産の羽毛全てが優れているわけではありません。
優秀な水鳥をこだわりをもって育てた農場。それを見定める目を持った買い付け人が居る信頼のメーカーと取引するからこそ、良い布団が生まれるのです。

入荷段階から徹底した管理をしています。開梱段階から混じりけのないものを作るため、専門の機械を導入しています。洗浄から出荷まで数多くの工程をこなすわけですが、決して2種類の羽毛が意図せず混じらぬよう、1つ1つをロットナンバーで管理しています。この安心こそ、私達が河田フェザーの羽毛を用いる理由の一つです。

河田フェザーでの、まるで洗濯機でざぶざぶと洗うような洗浄の後は日本でもトップクラスのボリュームのあるダウンに仕上がります。しかし、そこからお布団として仕上げられるまでに少し保管期間が生じます。勿論ふわりと専用の袋に入れて管理されるのですが、それでも少しずつ圧がかかってしまうのです。河田フェザーから出荷されたばかりの品質とはほんの僅かに異なります。

だから、私たちは素材メーカーである河田フェザーを出た後、羽毛布団に加工していただくメーカーさんにお願いして「国内パワーアップ加工」を更に施しました。こちらの羽毛布団の中材は、一番よい状態でお布団の中に充填されています。

この製品には国内にて洗浄処理をし、抗菌防臭加工「アクティガード」を施した 羽毛（AGダウン）が使用されています。

SEKマークのついた羽毛布団はそう珍しくはありません。しかし、それは生地において認証を得たものなのです。実は詰め物の「羽毛そのもの」にこの認証を得たものは、河田のダウンを於いてほかありません。この羽毛布団は、この羽毛に対するSEK認証マークをお付けしてお届けいたします。