当社で人気の西川のマットレス「帳」ですが、「もっと良い商品が作れるんじゃないか?」という声が社内にありました。そんな考えを実現するために誕生したのが新商品の「心寝」です。
色々な試行錯誤や取り引き先のご協力もあって、本当に自信を持っておすすめできる商品に仕上がったと自負しております。
帳にご興味を持ってくださった方には是非とも心寝もご検討していただきたいと思い、両者を比較したページをご用意いたしました。
中材(ウレタンフォーム)の違い
まず中材の違いについてご紹介致します。
帳に使用している中材(ウレタンフォーム)は中国製のものを採用していますが、心寝にはアキレス社の日本製ウレタンフォームを採用しました。アキレス社のウレタンフォームは優れた品質から様々な業界で採用されています。国内有数の寝具メーカーのマットレスにも使用されるなど、とても信頼性の高いメーカーのウレタンフォームです。
帳のウレタンフォームは150Nであるのに対して、心寝は170Nと更にしっかりめのウレタンフォームを使用しています。「170Nは硬すぎるのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、身体を支えつつも硬さを感じさせない特徴が心寝にはあります。詳しくは次の「側生地の違い」の項目でご説明いたします。
側生地の違い
通気性を高めるためのメッシュ生地を使用することで湿気対策を施しているのは帳も心寝も同じです。
違いは表面の生地にあります。 帳には伸縮性のある薄手の生地を使用していますが、心寝にはクッション性を高めるために中綿が入った生地を使用しました。中綿が入ることでよりソフトな寝心地になりプロファイルウレタンの凸凹感や硬さを抑えています。 また素材を工夫することで冬場の静電気を大幅に抑えることにも成功しました。
製造地(日本製・中国製)の違い
帳は中国製なのに対して、心寝は日本製となっております。
心寝はアキレス社から入荷したウレタンフォームを、当社の国内自社工場で加工して製品化しております。ウレタンの加工やその他の工程は、当社の専任スタッフが行っており品質に差が出ないよう取り組んでおります。
梱包(お届け方法)の違い
梱包にも大きな違いがございます。
帳は中国で製造された後、丸めて圧縮を施しています。圧縮には密封されることで衛生的に管理ができる点や、お受け取りや搬送がしやすくなるといったメリットがございます。 その反面、気温や湿度の影響で厚みや形状の復元に時間を要することがあったり、開封後しばらくの間はウレタンフォームの独特な匂いがするといったケースがございます。また圧縮することによるウレタンへの影響もゼロではないと考えております。
心寝は圧縮せずにお届けしています。そのため復元に時間が掛かることもなければ、ウレタンフォームの匂いがするといったトラブルもありませんのでご安心ください。
その反面、梱包サイズは大きくなるためお受け取りやお部屋への運び込みには少々お手間をおかけする場合がございます。
まとめ
帳は中国で製造し、圧縮梱包で配送料などのコストを抑えることで、お手頃な価格で西川のマットレスをお試しいただける商品として多くのお客様に支持されてきました。寝心地にも多くの方にご満足いただいておりますが「評判ほどではないかな…」と感じていらっしゃるお客様がいらっしゃるのも事実です。
心寝の販売開始前にスタッフ全員で試し寝を行いました。「この寝心地であれば帳にご満足いただけなかった方にもご満足いただける」そんな商品に仕上がったと自信を持っております。このページをご覧いただいて心寝にもご興味を持っていただければ大変嬉しく思います。