マットレスの寿命とは?買い替え時期と快眠を保つメンテナンス方法

ふとん屋さんの豆知識

マットレス、何年使っていますか?

「朝起きると体が痛い…」「寝付きが悪くなった気がする…」
そんな悩みを抱えていませんか?
もしかすると、マットレスの寿命が関係しているかもしれません。

毎日の快眠を支えるマットレスですが、当然ながら寿命があります。
では、一体いつ買い替えるべきなのでしょうか?
今回は、マットレスの寿命と買い替え時期の見極め方、そして長く快適に使うためのメンテナンス方法をご紹介します!

マットレスの耐久年数は?

マットレスの寿命は、一般的に5~10年とされていますが、その耐久年数は、厚みや中材の品質によっても異なります。

素材ごとの耐久年数の目安

  • 高反発ウレタン … 5~8年
  • 低反発ウレタン … 3~5年
  • ボンネルコイル … 5~8年
  • ポケットコイル … 7~10年

上記は、あくまで目安です。安価なマットレスの場合、低品質の素材が使われていることがあり、目安よりも早くへたることがあります。
また、使用頻度やお手入れ方法によっても寿命が短くなるため、定期的なチェックが大切です。

買い替え時期の見極めポイント

マットレスに次のような症状が出たら、買い替えを検討しましょう。

  1. へたりや凹みが目立つ
    寝ても体が沈み込むような感覚があるなら、マットレスが劣化している証拠です。
  2. 寝起きに体の痛みを感じる
    特に腰や背中に違和感が出る場合、マットレスのサポート力が低下している可能性があります。
  3. ギシギシと音がする
    コイルが劣化し、きしみ音がする場合は寿命が近いです。
  4. カビやダニの発生
    見た目には分かりにくいですが、湿気がこもりやすい環境ではカビやダニが繁殖しやすくなります。アレルギーの原因になることもあるので注意が必要です。

マットレスを買い替えると、新しい寝具に体が馴染むまで少し時間がかかることがあります。特に、以前のマットレスが体にフィットしていた場合、新しいものに違和感を覚えるかもしれません。しかし、1~2週間程度で慣れてくるので、じっくりと適応しましょう。

マットレスを長持ちさせるメンテナンス方法

せっかく買い替えるなら、できるだけ長く使いたいですよね。マットレスの寿命を延ばすためのポイントをご紹介します!

①定期的にローテーションする

マットレスを上下・左右に定期的に回転させることで、一部分に負担が集中するのを防ぎます。
また、三つ折りタイプのマットレスは中材の部分入れ替えが可能な商品もあるので、ヘタリに合わせて頭部分と腰部分を入れ替える、足部分と腰部分を入れ替えるなどすると長持ちしやすくなります。

②湿気対策をする

湿気はカビやダニの原因になります。以下の方法で除湿をしましょう。

・すのこベッドを使用する
・除湿シートを敷く
・晴れた日はマットレスを立てかけて風通しを良くする

③掃除機やカバーで清潔を保つ

ダニやホコリを防ぐために、掃除機や布団クリーナーで定期的に掃除しましょう。
また、洗える防ダニ機能のある高密度カバーやベッドパッドを活用するのも効果的です。
寝具専門店では、除菌・消臭サービスを提供している店舗もあるので、活用してみるのもおすすめです。

④直射日光を避けて干す

ウレタン素材のマットレスは 直射日光に弱いため、陰干しや風通しの良い場所での乾燥がオススメです。

まとめ

マットレスは、約5~10年で寿命を迎えます。
へたりや痛み、寝心地の悪さを感じはじめたら買い替えのサイン!
新しいマットレスに慣れるまで時間がかかることもありますが、快適な睡眠のためには適切なタイミングで交換することが大切です。

また、ローテーション・湿気対策・清掃などのメンテナンスを行うことで、より長く快適に使うことができます。

良質な睡眠は、美容や健康にも直結します。快適な寝具環境を整えて、毎日ぐっすり眠りましょう!

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