冬の乾燥対策！寝具のお手入れで心地良い眠りを手に入れる方法。

2024年12月2日

寒い季節になると、乾燥による肌荒れや喉の乾きが気になりますよね。
保湿ケアや加湿器を活用していても、まだ乾燥が気になるという方はいませんか？
今回は、寝具専門店の視点から「寝るときの乾燥対策」をお届けします！
さらに、布団や毛布、パジャマで静電気を防ぐヒントもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

乾燥するとどうして肌荒れを起こすの？

乾燥が肌荒れの原因となるのは、肌の保湿機能やバリア機能が低下するためです。
空気が乾燥すると肌の水分が蒸発しやすくなり、角質層がカサカサに。これにより角質細胞の結びつきが弱まり、バリアが壊れて外部刺激に敏感になります。
壊れたバリアを通じて細菌やアレルゲンが侵入しやすくなり、免疫反応が過剰に働くことで、赤みやかゆみなどの炎症が起こるのです。

肌荒れ対策に効果的なポイントは？

乾燥による肌荒れを防ぐには、以下のポイントを押さえましょう。

入浴後や洗顔後はすぐに保湿クリームを塗る。
セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧品を使用する。
熱いお湯を避け、過剰に洗いすぎない。
室内の湿度を50～60％に保つ。
ビタミンAやEなど肌を健康に保つ栄養素を摂取する。
十分な睡眠とストレスの軽減を心がける。

正しいスキンケアと生活環境の見直しで、肌荒れを予防しましょう。

寝るときに気をつけたい乾燥対策

冬の夜は寒暖差が激しく、肌にストレスがかかりやすい時期です。
湿度は50～60％を目安に保ち、加湿器や濡れタオル、室内干しなどを活用しましょう。
また、布団や毛布、パジャマは肌に優しい低刺激素材を選ぶと、乾燥や静電気を防ぎやすくなります。

寝具やパジャマにおすすめの素材

天然繊維の綿（コットン）や絹（シルク）、羊毛（ウール）、カシミヤは、通気性や保温性が高く、敏感肌の方にもおすすめです。
一方で、アクリルやポリエステルなどの化学繊維は静電気が起こりやすく、水分を奪いやすい傾向があります。冬特有のモコモコ素材を選ぶ際は注意しましょう。

綿やシルク、ウール、カシミヤを使った寝具例

綿やシルク、ウール、カシミヤは性能の良さから根強い人気があるため、寝具にもよく使われています。

パジャマ（×獣毛素材）
ふとん（和布団、真綿布団、羊毛布団、羽毛布団等の側生地）
布団カバー・枕カバー（×獣毛素材）
綿毛布、シルク毛布、ウール毛布、カシミヤ毛布
敷きパッド

素材別お手入れ方法

綿（コットン）
自宅で洗濯できるものが多く、乾きやすいのが特徴。頻繁に洗っても型崩れしにくいので、家族で使うのにも安心です。
シルク
デリケートな素材のため、手洗いや陰干し、専門クリーニングをおすすめします。
ウール
耐久性が高く、お手入れ次第で長く愛用できます。陰干しやクリーニングを取り入れると効果的です。
カシミヤ
丁寧なケアで、数十年使用可能な「一生もの」。専門クリーニングや陰干しを取り入れましょう。

※上記のお手入れ方法は、毛布やカバーを想定したものです。商品の洗濯表示をよく確認し、適切にお取り扱いください。

アクリルやポリエステルの毛布を選ぶ際の注意点

アクリルやポリエステルといった化学繊維の毛布を使用する場合は、静電気防止加工が施されているものを選びましょう。特に乾燥が気になる方にはおすすめです。

綿やシルクのパジャマや寝具を使おう

寒い冬の乾燥対策には、肌に優しい素材の寝具を取り入れることがポイントです。
特に綿（コットン）やシルクは、敏感肌や赤ちゃんにも使いやすく、オールシーズン活躍する万能素材！帯電しにくく、しっとり柔らかな感触が体を優しく包みます。
今お使いの寝具やパジャマを見直して、快適な眠りを手に入れてみませんか？
ぜひ一度、当店の店舗やオンラインショップで、あなたにぴったりの寝具を探してみてください！