色々と試してみたけど未だに自分にあった枕が見つからない…そんな枕難民になってしまった方はどうすれば難民から抜け出せるのか、どんな枕を選べばいいかについてアドバイスさせていただきます。
まず、今お持ちの枕はいくつありますか?自分にあった枕をお使いの方であれば1つだけでしょうが、自分にあった枕が見つからないという方の場合5個以上、もしかするともっとお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。店頭で試したときはいい感じでも自宅で使うと何となく違うということは残念ながら起こりえます。
そうならない為には大きく分けて3つのポイントに気をつけていただくことが大切です。
まくら選びのポイント 高さ

首と後頭部の高さが重要です。
理想的な枕の高さは、人それぞれ。
体型や好みによって違ってきます。
でも理想的な姿勢はみんな同じなんです。
立ったままの自然な姿勢を、横になったときもそのままキープできる状態が理想です。頭と敷きふとんの隙間を埋めて、首や肩をしっかり支えることで、理想的な姿勢を維持することが枕の大切な役割なんです。
だからこそ枕の高さが重要なんです!
Check Point
自然に立った姿勢のままヨコになっても同じ姿勢をキープできる高さがまくらの理想。背中から首へのカーブの形は人それぞれ異なるので、理想的な枕の高さも十人十色です。
「 高さ調節ができる枕 」
まくら選びのポイント 硬さ

リラックスできる硬さの素材を選ぶ。
素材を選ぶ際に大切にしていただきたいのは「硬さの感じ方に違和感がない」ことです。硬さの好みは人によって違ってくるので自分の感覚にマッチする素材を知ることは枕選びにおいて大変重要です。
柔らかめがお好きな場合は、「わた」「羽根」等が、逆に硬めがお好きな場合は「パイプ」などが一般的によく選ばれますが、他にも「ウレタン」「ビーズ」など色々なタイプが増えており、それぞれに特徴やメリットがございます。
「 硬さで選ぶ枕 」
まくら選びのポイント 大きさ

朝起きたときに枕から頭が落ちてませんか?
いつも枕から落ちているという方はサイズが合ってないことが考えられます。サイズを決めるときの基準としては枕の上で横を向いたときに頭が落ちないのが理想の大きさです。
人は一晩の間に20~30回ほど寝返りを打ちます。これは睡眠中に同じ姿勢を取り続けると身体に様々な悪影響を及ぼすので、それを防ぐためです。
だからこそ、枕には寝返りを打っても安定して支えてくれるだけの横幅が必要になるんです。
「 大きさで選ぶ枕 」
「色々ありすぎてどれを選べばいいのか分からない。」と言われがちな枕ですが、気を付けるべきポイントが分かっていれば自分に合った枕も見つけやすくなるものです。自分に合う枕になかなか出会えず苦労されてきた方のお役に立てれば幸いです。