
季節の変わり目には、布団の衣替えが欠かせません。適切な保管とメンテナンスを行うことで、布団の寿命を延ばし、快適な睡眠環境を維持できます。
本記事では、シーズンオフの布団の保管方法や、カビやダニ対策としてのメンテナンスのコツ、さらに夏用布団の保管について詳しく解説します。

シーズンオフの布団の保管方法
布団をシーズンオフに保管する際には、以下のポイントを押さえることが大切です。
(1)洗濯またはクリーニングを行う
保管前には、布団を洗濯するか、専門のクリーニングに出して清潔な状態にしましょう。汗や皮脂が残っていると、カビやダニの発生を促してしまいます。
- 洗える布団 自宅で洗濯可能な布団の場合、取扱方法を確認し案内に沿った方法で洗ってください。
- 洗えない布団 羽毛布団やウール布団などは、専門業者に依頼するのがおすすめです。
(2)完全に乾燥させる
保管前に布団をしっかりと乾燥させることが重要です。湿気が残っているとカビの原因になるため、天日干しや布団乾燥機を利用して十分に乾かしてください。
(3)通気性のある収納袋を使用
布団を収納する際は、通気性のある布製の収納袋を使用します。ビニール袋は湿気を閉じ込めやすいため、カビの原因になることがあります。
また、収納スペースは湿気がこもりにくい場所を選んでください。時折風を通して湿気対策を行いましょう。

カビやダニ対策のメンテナンス方法
布団を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが欠かせません。特にカビやダニの対策に重点を置いて対策することが大切です。
(1)定期的な天日干し
布団を定期的に天日干しすることで湿気を飛ばしダニを予防します。日光に含まれる紫外線はダニの繁殖を抑える効果が期待できます。
- ポイント 朝10時~午後3時の間に、片面約1~2時間ずつ干すのがおすすめです。
(2)布団乾燥機の活用
天候に左右されることなく布団を乾燥できる布団乾燥機は特に梅雨時期や冬場の強い味方です。温風でダニの駆除も可能です。
(3)掃除機を使ったダニ取り
布団専用の掃除機を使って表面に付着したダニやホコリを吸い取ります。これを定期的に行うことでアレルギー対策にもなります。

夏用布団の保管方法
夏場に使う布団も快適に使うためには保管方法が重要です。以下のコツを参考にしてください。
(1)冷感素材の布団は慎重に
冷感素材の布団は実は意外とデリケートなんです。しっかりと洗濯表示を確認してからお手入れを行いましょう。特に「レーヨン」などは水に濡れると縮みやすくなる性質があります。そのためお洗濯にかかる時間は短くすることをおすすめしております。
(2)防虫剤の使用
夏布団を保管する際には、防虫剤を一緒に収納袋に入れると効果的です。直接布団に触れないよう注意し、必要に応じて通気性のある布で包んでおきます。
(3)湿気対策
夏は湿気が多いため湿気対策をしっかり行うことが重要です。湿気取りシートや除湿剤を収納スペースに置くと安心です。

まとめ
適切な方法で保管とメンテナンスを行うことで大切な寝具をより長くお使いいただくことができます。
保管前には洗濯や乾燥を徹底し、通気性のある収納袋を使用することがポイントです。また、天日干しや布団乾燥機の活用、定期的な掃除でカビやダニのリスクを最小限に抑えましょう。夏用布団についても湿気対策をしっかりと行い、清潔な状態を保つことで、快適な眠りをサポートします。ぜひこの記事を参考に、日々の布団ケアを実践してみてください!
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