羽毛布団のカバーってどんなものを選べばいいかわかりません。おすすめのカバーはありますか?
「羽毛布団のカバーでおすすめはありますか?」といったご質問をいただくことがあります。
汚れや摩耗からお布団を守るだけならどんなカバーでも大丈夫なのですが、カバーによっては羽毛布団の良さを損なう可能性があることはご存知でしょうか?
「良い羽毛布団をお使いの方には、それに見合ったカバーをお使いいただきたい」そんな想いから今回は羽毛布団に合う布団カバーの選び方をご紹介させていただきます。
優れた布団カバーは「通気性」と「軽さ」に優れます
なぜ「通気性」と「軽さ」が重要になるかと言いますと、「膨らもうとする羽毛の邪魔をしない軽さ」と「羽毛に空気を届けるための通気性」この2つが羽毛布団を快適にお使いいただくために重要だからなんです。
布団カバーの重さ?
どれも同じくらいに感じるけどそんなに違いがあるんですか?
冬用のフリースやボア素材の布団カバーは保温性が高く、布団に入った瞬間にヒヤッとしないのも魅力ではありますが、重量は重くなる傾向にあります。(シングルで1.5kg~2.0kgほど)
それに対してガーゼやサテン生地の布団カバーは0.5kg~0.8kgと非常に軽量なため当店では羽毛布団にはガーゼやサテン生地のカバーをおすすめしております。
通常、冬用のフリースやボア素材のカバーにはポリエステルなどの化学繊維が使用されることがほとんどです。耐久性が高く、染色しやすいので鮮やかな色合いに仕上げたり、シワになりにくいなどのメリットがあります。その反面、天然繊維に比べて通気性が悪いものが多く就寝中にムレ感を引き起こし睡眠の質を低下させることがございます。
また、空気を溜め込んで空気の層を作るのが羽毛の役割なので、通気性が悪いと羽毛もその役目を十分に果たすことが難しくなります。
「膨らもうとする羽毛の邪魔をしない軽さ」と「羽毛に空気を届けるための通気性」この条件を満たしたカバーの中から特に当店が自信を持ってオススメしている布団カバー3点をご紹介します。
ロマンス小杉
リヨセル 掛ふとんカバー
ユーカリを主原料とした樹木由来繊維100%のテンセル繊維はシルクのような滑らかな肌触り。
- 80番手の極細繊維で仕上げた超高密度織り生地
- 全工程を国内で行う安心感
- 約545gと非常に軽量
ロマンス小杉
超長綿 掛ふとんカバー
タテ糸とヨコ糸で2種類の異なる超長綿を組み合わせ、高密度に織り上げた1年を通して爽やかな使い心地。
- ラムコ綿とスヴィン綿を高密度に織り上げた美しい艶やかな生地
- 全工程を国内で行う安心感
- 約594gと非常に軽量
ロマンス小杉
クリムスソフト 掛カバー
80サテンの艷やかな生地は高級感に溢れています。洗濯しても風合いが変わらない特別な加工を施しました。
- 超微起毛加工で毛足を均一にすることで風合いの変化を抑止
- 打ち込み本数は驚異の310本
- 約660gで軽量
まるでシルクのような滑らかさ。
木材から生まれた限りなく天然繊維に近い化学繊維。
まず最初におすすめしたいのはシルクのような肌触りや光沢と、化学繊維にも関わらず天然繊維の特徴をもっていることが特徴のリヨセル繊維の掛け布団カバー【ユーリ】です。
重量は驚きの約545gで羽毛の膨らみを邪魔しないとても軽い仕上がりです。
羽毛布団に掛けた瞬間にまるで吸い付くように沿うほどドレープ性が高いのも特徴です。繊維の1本1本が細く長いため打ち込み本数が多くなるので、軽いだけでなく強度も兼ね備えています。
環境負荷の少ない方法で作られているので、ヴィーガンの方をはじめエシカルな消費を心掛けていらっしゃる方にも安心してお使いいただける商品です。
最高級超長綿を使用したハイクラス羽毛布団のためのサテン織りカバー
次にご紹介するのは80番手と140番手の異なる二種類の超長綿を使用することでコットンの心地よさを心行くまで堪能していただける、最高級超長綿を使用した高密度サテン織り掛け布団カバーです。
まずタテ糸に使用しているラムコ綿は世界でも有数の綿花の生産地であるインドで栽培されています。独自の技術で栽培される貴重なコットンは、上品な色調と天然油脂による独自のぬめり感があります。
ヨコ糸にはインドのスジャータ綿とカリブ海の島国で栽培される貴重な海島綿をかけ合わせた交配種である「スヴィンコットン」を使用しています。収穫量の少ない希少価値の高いコットンです。
この二つのコットンを高密度に織り上げることでしなやかで美しいサテン生地に仕上がります。織り・編み、染色整理、縫製、企画販売の全工程を国内で行った、純正の日本製であることを証明する「J∞QUALITY承認」の商品です。
いつまでも変わらない、とこしえの優しさ。
艷やかな光沢と、主張しすぎない品のある美しさ。
最後にご紹介するのは、繰り返し洗濯をしてもソフトな風合いはほとんど変わらず高い風合いを維持するクリムス®ソフト加工を施したロマンス小杉の80サテン布団カバーをご紹介します。
「風合いが変わらないカバーを作りたい!」という株式会社ロマンス小杉の先代社長の思いを実現するために考え抜いて作られたこだわりの布団カバーです。
80番手の細めの糸を使いサテン(朱子)織りで生地を作りました。タテとヨコの糸の交差点が少ないサテン生地は高級感にあふれるので寝室の雰囲気を高めてくれます。
「良いものを長く大切に使いたい」そんな考えをお持ちの方には自信を持っておすすめしております。
老舗寝具メーカー「ロマンス小杉」
今回ご紹介させていただいた布団カバーは全て「ロマンス小杉」の商品です。創業70年を超える寝具の老舗メーカーで当社も心から信頼するメーカー様です。布団カバー以外にもたくさん素晴らしい商品がたくさんございますので是非ご覧ください。